相模原障害者殺傷事件の犠牲者を追悼し、想いを語る会

2016年9月29日 木曜日

津久井やまゆり園の事件から2ヶ月たった月命日の9月26日に、「相模原障害者殺傷事件の犠牲者を追悼し、想いを語る会」が参議院議院会館講堂において開かれました。

追悼会には東肢連からの参加者7名を含む、全国から300名余りが集い、思い思いに哀悼の意を表しました。
参加者全員による黙祷に引き続き、呼びかけ人の清水誠一全肢連会長の代理として石橋吉章副会長が献花とメッセージを披露、また国会議員や呼びかけ人、賛同者代表などが次々と献花とメッセージを述べました。
続いて16時から各自メッセージボードを抱え日比谷公園からアピール行進を行いました。

特別決議文を採択

2016年9月13日 火曜日

7月30日、31日に行われた第49回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会において、津久井やまゆり園で起きた悲惨な事件に対し「特別決議文」が採択されました。

なお、この決議文は内閣府、厚生労働省、文部科学省に提出されました。

 

特別決議文

津久井やまゆり園で大きな悲しみに襲われました。子どもたちは今回の事件で大きな不安を感じたと同時に、家族・支援者は、この事件での障害のある方の尊厳が今なお軽んじられていることに大きな衝撃を受け、差別や虐待を超越した「障害者なんていなくてよい」という「優生思想」が今なお叫ばれたことに戦慄を覚えました。

よって、下記の事項を特別決議とします。

 

1、このような悲惨な出来事により、障害者を排除する社会に向かわないよう、関係者一同、意をひとつにします。

 

平成28年7月31日

第49回 全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会

第53回 関東甲信越肢体不自由児者父母の会連合会神奈川大会